日本臨床催眠学会 第14回学術大会

大会テーマ
臨床で使える催眠


第14回大会および第40回事例検討会のご案内、最新版をアップいたしました。
(一般演題および事例検討会が決定いたしました。)PDFファイルとなっております。


会長挨拶

 このたび、第14 回日本臨床催眠学会学術大会が11 月10 日に大阪で開催されることとなり、そのお世話をさせていただくことになりました。思えば私と本学会の出会いは、当時担当していた患者に催眠による治療が望ましいとのアドバイスを受け、あれこれと探しあぐねたあげく辿り着いたのがこの学会の研修会だったということだと記憶しています。それから約十年、その患者は地元で元気に働いていると風の噂に聞き当時を懐かしく回想しました。そこでふと気付いたのですが、研修会も回を重ね催眠誘導の技術は当時の私よりはるかに長けている会員が多いにもかかわらず、実際に催眠を使った症例の話をあまり耳にしません。催眠誘導はできるようになったけど、臨床でどうやって使えばよいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。“臨床”催眠学会を名乗るからには、そこに参加すれば催眠臨床の話を聞けるという学会であるべきです。
 そこで今回のテーマは「臨床で使える催眠」として、特別講演に催眠と臨床動作法を実践されている愛知学院大学の吉川吉美先生をお招きしました。また、シンポジウムでは催眠を使いはじめて間もない臨床家と、すでに臨床応用している臨床家とを交えた意見交換の場を設定しました。一般演題でも臨床研究とは別に症例報告の枠を設けています。
 本学術大会を通して催眠の臨床応用についての活発な議論と新鮮な刺激を提供できればと考えています。ぜひとも多くの方が 積極的に参加、発表してくださいますようお願い申し上げます。
                                                    関西医科大学心療内科学講座
                                                                  水野 泰行


【大会までのスケジュール】
  一般演題抄録締め切りいたしました。下記リンクをご参照ください。
  第40回 事例検討会 発表者決定いたしました。
             

  ・ 10月11日 学術大会、症例検討会、懇親会、初・上級研修会の事前参加申し込み受け付け開始予定です。HPのトップページから案内をごらん下さい。


  ・ 11月10日 学術大会、症例検討会、懇親会 開催
  ・ 11月11日 初・上級研修会 開催

                      

     大会案内掲示用にカラーのポスターをご用意しております。ご利用くださいませ。